noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

せめて小休止が欲しいだけ

(2022.8.22)

この間は子どもと1週間以上ずうっと一緒にいて、言い方は悪いのだが、

「生気を吸い取られる」感じがした・・・。

「長く一緒に居すぎた」と感じた。

実際、睡眠不足に陥ったりストレスがすごかったり頭痛肩こりに悩まされたり、子どもの風邪をもらったりして結構疲弊した・・・。

 

もちろん子どもは可愛い。普段子どもには「かわいすぎる」とばかり言っているほどだ。

しかし、子どもを思い通りにコントロールし、安易に「支配」するのではなく、本人の意思を尊重して、自分のことを後回しにし、睡眠も削られ・・・という状態がずっと続いていると、だんだんこちらの余裕がなくなってくる。

他人を尊重するには、自分の余裕が必要不可欠なんだな・・・と思った。

 

『母親になって後悔してる』にもこのように語っている人が複数人いる。

「子どもは愛している。でも母親という役割が嫌なのだ」と。

なかなか理解され難いが、この二つは両立するということをこの本では繰り返し語っていた。

 

 

 

先日、1週間か1週間以上ぶりに、子どもを保育園に預けて一人の時間が持てた。と言っても、やったことといえば眼科、皮膚科、耳鼻科に行くこと、薬を受け取る1時間ほどの待ち時間の間、本屋で文具や本を購入していたぐらいなので、あんまりゆっくりできた感じはない。

それでも、保育園に子どもを迎えに行った時、いろんな負の感情よりも

「ああ、かわいい」と思うことができた。

子育てする人に必要なのは、何よりもこの、定期的な小休止なのかも

 

(余談だが、こういう時、他者に「今日一日でリフレッシュできたよね!よかったね!」などと言われると非常に苛つく。何日も積み重なったものが1日(厳密には数時間)で全て帳消しになるわけはないし、何より他人からそんなふうに言われることで余計にストレスが増える。)

***

 

子どもがいない間にやりたいこと、やるべきことなんていくらでもある。

やりたいこと。

・気になっていた漫画をスマホで無料で一気読みする。(子どもの前であまりスマホを触らないようにしている。なんなら電源も切ってる)

・寝相で蹴られたりベッドの端っこに追いやられることなく眠る。(しかしいざとなると癖で誰もいないのに端っこで縮こまって寝てしまうし、あれもしたいこれもしたいと目が冴えてお昼寝などなかなかできない。)

・子どもがいると乗っ取られてみれないNetflixのドラマ、録画が溜まっているドラマ、配信で見られる映画を見る。

・できれはゆっくりショッピングとかもしたい。カフェでまったりするとかもしたい。

 

やるべきこと。

・散らかりまくってしまった部屋の片付け。

・洗濯(洗う、干す、取り込む、たたむ、しまう)

・シーツなど大物の洗濯

・掃除機をかける(子どもがいると音を怖がるので)

・買い出し(一緒に行くといらないおもちゃとかお菓子をねだられるので)

・お金をおろしたり入れたりのやりくり

・子どもがいると集中してできない在宅でできる仕事

 

・・・など。

 

 

なにも生活費全額寄越せって言ってるわけじゃないんです。

ああ、どうか、シングル、もしくは配偶者のいるお母さん、

全ての子育てする親にせめて定期的な小休止をください神様。