noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

GRシリーズは私にはまだ早い

RICOHのGR10と言うフィルムカメラを気に入っている。

しかし、この子は確か5代目くらいだ。

コンパクトフィルムカメラRICOHはもう新しく制作していないらしいし、(GR21みたいなのが結構前に出たっけ?)コンパクトフィルムカメラの部品がもうないから修理もできない、と言われてしまう。

 

GR10が好きになればなるほど、これがなくなった時のことを不安に思う。

フィルムも、私の好きなISO感度800のものはどんどんなくなっている。今のところロモグラフィー社のものだけだ。その800だって、私が一時期買いまくっていた時より1000円近く値上がりしている。

これからもきっと増えていくだろう。

 

私みたいな、写真を生業にしているわけでもない人がカメラにここまでお金を使うべきではないのだよな。

そこまで余裕あるわけではないもの。

 

 

きのう、写真集2冊が家に届いたことをきっかけに、GRシリーズのコンパクトデジタルカメラを欲しい欲が再燃した。(最近自分の知り合いでGR買ったよ〜な人とかも多い。でもあの人たちはお金あるからな・・・)

 

が、

「写真作品が完璧ではないからこそ、私は絵を描くのかもしれない」と思った。

記憶や造形のメモのつもりで写真を撮ることがよくある。

その写真があまりにも美しかったら、私はきっと写真をそのまま公開したくなるだろう。

あくまでメモ、なクオリティだからこそ、絵を描こうと思えるのかもしれない、

と、デジタルのGR欲しくなっちゃった自分を落ち着かせた。