noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

先日正式にシングルマザーになった

 

(2022.11.26 wordpressのブログから転載)

 

子どもがうまれてからずっと、

ほぼ24時間ワンオペ育児アンド家事、だった。

夫は浮気癖もない(と思う)し風俗通いもしていない(はずだ)し、経済的DVもしなかった。

いい人だと思う。

でも家に帰ってくるのは基本、日付が変わってからだったし、深夜の2時3時に帰ってくるのはザラ、ひどい時は翌日の朝や昼に帰ってくることも多々あった。

土日の休みもままならなかった。

土曜か日曜のどちらかに、早朝から深夜までの文字通り丸一日仕事が入ることが月に2回ほどあった。

例えば土曜にその仕事があると、日曜の昼に帰ってきて夕方か夜まで寝ている、というかんじだった。

 

いろんなことがあった

 

なにをかいても恨みの気持ちが文章から滲み出てしまうし自己憐憫な感じを醸しだしてしまって嫌になるので

これくらいにしておこう。

浮気でもDVでも経済的DVでもないのに離婚するなんて贅沢だ、我慢が足りない!なんて声がどこかから聞こえてくるけど、

結婚生活ってのは我慢比べなのかい。

どっちかがボロボロになってしまうまで、

なんなら私が子供を道連れにして死んでしまうまで我慢しなきゃいけないもんなのかい。

とにかくこれで書類上は他人になった。

なんで父親なのに、子どもの面倒を全然見ないんだとか、私一人に任せやがってとか

思う理由もなくなるだろう。

親族に話しても

どっちもどっちだの

あなたは恵まれてるだの

子どもがかわいそうだのなんだの

最近の人はすぐ離婚する我慢が足りないだの言われて

大声上げて自分の頭やら身体やら殴りまくったりしてしまいそうになる。

 

クソ暗い話をしてしまったけど、

このブログをたちあげたのは

他人に愛されたり

他人に理解してもらうのではなく

自分自身を認めてあげたい、

愛してあげたいと思ったから

なにかひとつでも続けられたり、

それがあわよくば仕事につながったりすれば、いつのまにかすっからかんになるまで無くしてしまった自分の自信を取り戻すことができるんじゃないかと思った。

 

離婚をしたので

法律的には、私はもうだれと付き合おうが寝ようが咎められることはないのだろうけど、

もうそういうことでは埋まらないというのは

試さずともよくよくわかっている。

(そういうことを安易にしないようにするためにも、普段他人には見せないような場所に変わったタトゥーを彫った)

 

このブログのテーマは、「ご自愛」。

自分で自分のことを愛してあげる、

よしよししてあげる、

抱き締めてあげる。

そういうことがもっと上手になれば

今日を明日を過ごすのが苦痛ではなくなるのかもしれない。