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フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

フィルムカメラ紹介②Nikon FM10

(2019年11月17日にnoteにて公開した記事)

人生初の、フィルムの一眼レフはNikonのFM10でした。
このカメラで初めて正しく(感光させず)撮れた時、「えっ、めっちゃ綺麗…!!たのしい!!写ルンですと全然違う!!」って思ったんですよね…

当時 映画監督になりたかった私は、長編映画制作の準備をしていました。
主人公が 写真家を目指す女の子、という設定だったのですが、今以上に写真に関しての知識が無かった私は「写真家を目指すような人が買うカメラってどんなのなんだろう…?」と悩みました。

「多分フルオートじゃなくて諸々の設定をマニュアルでやってるだろうな…」程度の考えで、マニュアル機のカメラを調べました。するとこのFM10というのが出てきて…amazonで新品の本体が2万円くらいで売ってるよ!とその記事に書いてあったので「買い!」となりました。で、50mmのレンズもどこかで買って、取り付けて…。

今思えば同じNikonでもF3とかのがプロ目指してる人っぽかったよなとか思いつつ…。

なので今回はFM10がどうの、というよりも「フィルムの一眼」についてムッチャゆるくおすすめできたらなと…

おすすめ①

明るさを設定出来るのでフラッシュがなくても暗いところも撮れたりする

写ルンですだと、明るい室内でもフラッシュをたかないと、全体的に灰色の写真になってしまいますよね。

フィルムカメラiso感度を設定したり
シャッタースピードを自在に変えられるカメラだと、調節すればフラッシュなしで雰囲気たっぷりに、綺麗に撮れます…

 

逆に写ルンですとかのでフラッシュたかずに撮った写真、載せときます

バラを撮りました。。。一応。

 

 

目を凝らすと薔薇がうっすら見える感じ…。こんなことになってしまいます。

あとフラッシュを焚かなくていいと「鏡越し」でも綺麗に撮れるんですよね

 

フラッシュ焚かなきゃな写ルンですで、鏡越しに撮ると、

ピカーン!とフラッシュが入ります。

 

 

 

 

おすすめ②

ボケが豊かで撮るのが楽しい!

ボケが豊かってどゆこと…って方はとりあえずこれ見てください…




 

なんか、背景がボヤーンとしてるでしょ…?

これ確か「被写界深度が浅い」っていうんだと思うんだけどチハマのゆるゆるカメラ紹介コーナーでは専門用語とかは要らないので無視してもらって…とにかくボヤける!なんかプロっぽい!人の目ではこんな風に見えない!写真ならでは!!楽しい〜!!!となればこっちのもんです…マニュアル機買っちゃお〜!!

ファインダーを覗いたときに、もうすでにこんな感じでぼやけて見えるからそれも楽しいんですよね…!

ちなみに写ルンですだとお花撮ってもこんな感じ



 

全体にピント合っちゃうか、

 

寄りすぎて全部ボケるか…。

これはこれで面白いのですが、はじめの背景がボヤーンとした写真を撮りたいのであれば、写ルンですでは撮れないよ!てかんじです

おすすめ③

撮り始めの写真が面白いことになる

面白いこと…ってどういうことかといいますと…

 

こんな感じ!ジリジリっと焼けたみたいになっているというか…。なんとも面白い効果ですよね。twitterでは#thefirstrollというタグを付けてる方も見かけますし、私はなかなかこのジリジリが好きなんです。

これは一眼レフじゃなくてもマニュアル機であれば大体なるのですが、とにかく、写ルンですや、自動でフィルムを巻き上げてくれるタイプのコンパクトフィルムカメラではこうはならないんです。

以上ムチャゆるっとフィルムの一眼レフの面白さ紹介してみました…

子どもが生まれてからは「両手で持たないといけない」マニュアル機はライフスタイルに合わなくなってしまい、あまり使わなくなってしまいました。そして金欠で困り果てた私はフリマアプリに出品…。今は新しい持ち主の元で頑張ってくれてると思います…。

でも日々、「やっぱりマニュアル機いいよな〜子育てが落ち着いたらまた買いたいな、今度はNikon F3あたりを…!」などと思ってます。

誰か一人でも「面白そ~カメラ屋さん行ってみよ!」と思ってくだされば嬉しいです。では!