noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

もしかしてイラストレーターってなれるものかも?

(2022.10.9)

かなり性格の悪いことを書いてしまうと思うのですが・・・

先日、正直私より全然絵が上手ではない人が「イラスト描いて食べてます」と語っている記事を読んで静かに衝撃を受けた。

「え、この人でなれるんだ・・・仕事、あるんだ・・・」と失礼ながら思いました。

その時、「もしかして自分はイラストレーターというものの敷居を上げ過ぎていたかもしれない」と気付きました。

そして、もう一点気づいたのは、

その人は 完成作品を多数発表していたこと。

 

たくさん発表されていると、「この人はこういう絵を描くんだなあ、何枚もこう言う感じの画風で安定しているから、お願いしたらきっとこんな感じで仕上げてくれるだろう」と仕事を頼む側が想像できる。

(少し話はそれるが、私も他人様に絵を描いてもらうことがある。タトゥーだ。確かに私も「この人に彫ってほしい」と思えるのは、作品数が多くて画力が安定している人だ。「あの時はうまくできたんだけどこの時はうまくいかなくて〜・・・」みたいな感じの人ではなく・・・。)

 

 

対して私は、作品をたくさん描いているようで、描きかけ、世にまだ発表できないものを多く抱えているだけで、

他の人から見たら、画力はともかく作品数が圧倒的に少ないと感じました。

 

この一件で私の中で何かが変わったような気がします。

とにかく描きかけのものもちゃんと手を加えて、最低限見せられるなと思ったらどんどん発表していこう。

下書き→ペン入れ→消しゴムかけ→スキャン→線からはみ出さないようにきっちり色ぬり

というのが一時期踏んでいた工程だったのですが、「もしかしたら必ずしもこの工程を踏まなくてもいいのかもしれない」とも最近思うように。

 

鉛筆やボールペンで描いた線をそのままスキャンして活かしてもなかなか魅力的な絵になると発見したり、

大ラフと言えるようなかなりざっくりした絵をスキャンして、線はデジタル上で仕上げたり、

そもそも線はいらないのかもと、線のない画風を探ってみたり・・・。

 

昨日から「とにかく仕上げて、出す」ことを実践しています。

昨日インスタに載せた2まいでもおいときます・・・。

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