noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

苦手なピーマン、刻んでチャーハンに入れたら食べられる?

(2019年12月6日にnoteにて公開した記事)

師走、年の瀬、もう今年も終わり。そしてこの世も終わり・・・。このままだと本当にそういうことになっちゃうな。

連日、政治関連の話をして、鬱陶しく思っている人もいると思う。

嫌だよね〜わかる。私もついこないだまで見ザル聞かザルを決め込んでたからよくわかる。わからないことを認めるのは勇気がいるし、知るために本を読んだりして勉強するのは一朝一夕にはできないから根気もいる。

知らんぷりしようとしているのに、その話を何度もされると煩わしく感じるよな・・・

聞いてほしい人は必死だから声を張り上げるし、表現がきつくなるし、知らんぷりしている人のことを責めるから、言われた方も嫌になって耳と心を閉ざしてしまう。

正直、耳と心閉ざしてる場合じゃないよ!と言いたいところ。

だけど、それをしてしまうと双方の隔たりは深まる一方・・・。

先日、TikTokでメイクの方法を紹介する動画を装って、ウイグル人権問題についてまつげをビューラーでカールしながら「調べて 視野を広くして」と呼びかけた17歳の少女の動画が話題になりましたよね。

多分入り口としてはあれぐらいラフに、私たちがいつも「楽しく」使っているツールで呼びかけるのが大正解なんだろうなと思います。

まずは知って、関心を持つ。で、家事や育児、仕事をしながら、大変だけども自分で勉強して知識をつけていく。多分、誰かの本を1冊読んだだけじゃ理解できないから、色んな人の本を時間をかけて何冊も紐解く必要があると思う。

「脱毛をやった人は、やっていなかった時のことを忘れてしまう、やっていないことがありえないと感じる、ついこないだまではその人もやっていない側だったのに」と言う話を聞いたことがあります。

多分何事においてもそうで、昨日今日意識改革したばかりなのに、興味や関心のない人を「ありえない!」などと強い言葉で非難しそうになることをぐっとこらえ、ビューラーでまつげをカールするくらい気軽な方法でいろんな人に知ってもらうにはどうしたらいいかな・・・。多分、苦手なピーマンを細かーく刻んで、チャーハンに入れるような工夫が必要なんだろうな・・・。

私も今政治の勉強を続けてます。(でもそれをシェアしたとして本に書いてあることをそのまま言うだけになるから意味あるかなあ・・・と思ってるけど・・・漫画にでもするか・・・?そしたらみんな関心を持ってくれる・・・?)

今朝はFAXを送りまくろうと思ったらエラーが起きまくって結局一通も送れなかったけど、原因がわかったので明日は30箇所全部に送るぞ。やんぞ。