noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

飲食店バイトについてのあれこれ

(2022.8.7)

 

バイト中に、あらゆる蔑視をもって「冗談やんか」といいつつ、本人はからかいのつもりで攻撃してくる年下の男に対して、

こちらはあらゆる蔑視発言を避けて立ち向かうのはなかなか難しい。

 

「そんなこと言ってるとモテないよ」だの「一生童貞だぞ」とか、向こうが言ってくるセクハラ発言、女性蔑視、などなどに対して、相手が傷つきそうな言葉を思い浮かべたりするものの、

「モテない人は負け組」なんて風潮に加担したくはないし、一生セックスしなくたって悪いことは一つもないのに、まるで恥のような言い方をするのはポリシーに反する・・・。

傷つけたいのは、傷つけようとしてきた相手ただ一人だけなのに、その言葉をひとたび口に出してしまうと、もしかしたらそれを聞いた周りの子も間接的に傷つくかもしれないことを、28歳の私は考えないといけないだろう。

 

なので、腹は立つが無視するのがやっぱり一番なのか、とため息をつく。

これが、この国が作ってきたホモソーシャルを生きる男たちなんだな・・・。

とはいえ無視するのもなかなか大変なので、やっぱりそういう人がいる職場を離れるというのが正しいだろう。

 

あと今年、辞めるまでに何回出勤するのか数えてみた。

あと10回、あるかないかだった。

その10回さえ、行くべきなのかどうかわからない。

 

 

ただ、思ったのは、

お前らの利き手は仕事で美味しい料理を作るための大事なもので、

私の利き手は絵を描いたり子どもを抱きしめるために事なものなんだということ。

つまり生きる道が違うということです。

利き腕にでかい背骨のタトゥーを入れて普通の仕事できないようになりたいな。

はあ、早く飲食店から撤退したいな・・・。