noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

lingerie loverは 狂気を孕む

(2022.7.23)

自分の中で言葉が溜まって、このままだと溢れてどこかへ流れてそもそも存在しなかったかのようになくなってしまいそうだ。

そうならないようにnoteに書き留めることにしている。

どうか全て書き留めたい。

***

数日前、おnew lingerieをお迎えした。図らずも・・・。

あまりSNSで目に入らないようにしていていたのに、入ってしまった。

好みど真ん中のものだった。

生地も可愛いし、デザインも最高にいい。これは多分すぐ生地がなくなってしまったり次販売する時は色違いとかしかなくなるやつだぞと思った。

 

一度は、通販の買い物カゴに入れて、総額を確かめ、全て削除した。

ここまで行ったけど、我慢した。えらい。とメモした。

手に入らない切ない気持ちと、お金を使わずにすんだと言う安堵。

そして思った。

いや、偉いのか?

・・・自分の経済状況と、目標のために必要な貯金のことを考え、私が次lingerieをお迎えできるのはものすごくお金持ちになってからだなと思っていた。

だから少なくとも数年はお迎えできないだろうと思っていた。

しかし今、目の前に(画面越しだが)素敵な子を見つけてしまった。出会ってしまった。

これを我慢して偉い、と思い、そういうことを何年も続けたとして。

数年後、やっと私がお迎えできるぞ!となった時、そのlingerieブランドは潰れているかもしれない。

あの時生活が多少きつくても、他を節約してお迎えすればよかった、買い支えればよかったと後悔しても遅い。

今年の春にも、好きだったlingerieのブランド&セレクトショップが閉店してしまった。

上に書いた太文字の部分は、決して私の考えすぎとも限らないのだった。

保身に走り、素敵だと思う子がいたのにお迎えせず、才能と実力の溢れるブランドが潰れるのを見過ごしておいて、lingerie loverだなんて名乗れるのか・・・?

と思いそれ以上考える前に、デザインやサイズの在庫がなくなる前に急いで買い物カゴに入れ直し、決済まで進んだ。

今までの私と違うのは、その後、このカードの引き落としまでにあといくら稼いでおかないといけないのか細かく計算したことだ。

その日までに稼げるかどうかは正直ギリギリなのだけど、まあ頑張るしかない。

本当はハラハラせずにlingerieをお迎えしたい。

でもそんなに財力に余力はないんだもの。しょうがない。

それなら多少の狂気を孕んででもお迎えし、頑張って労働するしかないのだった。