noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

super fuckin christmas 2

(あらすじ 

あたしのあ!

クリスマスの夜に元夫に新しいパートナーができたことを告げられて最悪の気分!

さらに最悪なのがその女と既に同棲を考えはじめてるってなんかややるんるんな感じ匂わされた!臭え!!!!!

 

臭さに耐えられず夜中に家を飛び出して最寄駅のカラオケにきたよ!)

 

 

とりあえず少しぼーーっとした。

ドリンクバーで入れたジンジャーエールを少しだけ飲む。

しばらくぼーっとしたのちに、話が出来そうな兄弟と、友人に連絡を入れてみた。

 

兄弟は反応が早くて、「明日仕事だからあんまり長く話せないけど」と言いつつもすぐに電話に応えてくれた。

私はこう言う時喋りすぎてしまうたちなので、理性があるうちに、

「じゃあ10分ならいける?タイマーセットするわ!」と言って、

ダラダラと取り止めもなく話したり「わああ〜ん」と声を上げて泣いたりした。

 

諭すような言葉、クソバイスなどをせず、ただ「よしよし・・・」と言ってくれた兄弟の存在、ありがたい。

 

その後、

 

水平線

津軽海峡冬景色

超最悪

 

などを歌った。あとaikoとか・・・

頭がうまく働かなくて同じ曲ばかり歌ったりしていた。

 

次に、友人が「電話は厳しいんだけどラインなら」と話を聞いてくれた。

 

 

その子たちにも話したのだが、私がムカつくのは、

離婚した後の男親は、女親と違って

「幾ばくかのお金を払う」だけで、そのほかの人生はほとんど変わらないことだった。

また、元夫のように新しい人と出会ってもリスクってもんがほとんどない。

でもこっちは違う。

 

養育費だけではもちろん生活は成り立たないし、なんせ何をするにも、快適に過ごそうと思ったらお金がかかる。思うように貯まらない金。

何よりも、保育園に預けている時間以外はほぼ、子供と一緒にいなければいけないから、自分一人の時間がほとんどない。

一人の時間が欲しくて、少しだけ一人で本を読んだりものを書いていたりしても、その時間は長くは続かない。すぐ「ママー」だ。(でもこれは子どもが悪いんじゃない。)

自分の時間が持てないことのイライラと、焦りと、でも、擦り寄ってくる子どもに優しくしてあげたいという葛藤と。

お前はこんなの一度でも感じたことある???

 

 

また、新しいパートナーとしていいかもと思った人がいたとしても、

簡単にはいかない。

 

そもそも、Tinderの忠告文にも出てくるが、「お子さんがいる方は相手の方と信頼関係ができてからお子さんの存在を告げてください」。これだ。

そもそもの素性を明かせない。

どんなトラブルに巻き込まれるかわからない。

男親が「俺実はバツイチで子供もいるんだよね・・・親権は向こうにあるからほとんど会ってないけど」っていうのとは危険さが雲泥の差だ。

 

なぜここまで注意が必要か、ここまで読んでもわからない人のために書いておくが、

シングルマザーの子どもを狙った性的虐待というのは本当に多い。

自分がいいなと思っていた人が子どものことを傷つけていたと知ったら、私は一生自分のことを許せないし、その場でその男の全てを微塵切りにしないと気が済まないと思う。

 

その芽を摘んでおくためにも、私はもう、あと20年くらいは誰とも真剣な関係を築くことはできないだと悟ったところだった。

 

性欲で刹那的につながることはできたとしても、相手の趣味を知ったり、一緒に何かを共有したりすることは当分できないんだな、と。

 

 

そこへ、元夫のパートナーできました宣言と、同棲匂わせ。

あんまりだ。もう少し考えてしゃべってほしい。