noa no atamannaka

フェミニストの読書記録、映画記録、考えていること

そして母になる(生理不順編)

(2019年11月7日にnoteにて公開した記事)

 

散々母との関係を書いたものの、私も先日、本当に幸運なことに母親になることができました。

本当に幸運なことに…というのも、私が少し特殊な体質だったからです。

私は高校生くらいの頃から生理が不順で、数ヶ月に一度、ひどい時は半年に一度という具合だったので、生理が来ない→排卵がない→子どもが出来ない身体なのでは、と、大学生くらいの頃には薄々感じつつありました。

高校時代はその体質を、生理が来ないなんてラッキー!程度に考えていて(大阿保)、母に相談しても「私だって半年に一回しかなかったわー!でも子どもちゃん産めたし、産婦人科なんか行かんでええよ!」と言われたのを当時は間に受けてもいました。

大学生になって婦人科にも親の目を気にせず行けるようになった頃、生理をきちんと来させるためにやったこと。

・ピルを飲む(保険効かないのでめちゃ高かった記憶が)

・2ヶ月に一度病院に行きお尻に注射を打つ(1週間ほどで強制的に生理が来させる)

漢方薬を飲む(毎度お腹を下すので飲めないと言ってるのに毎回処方されていたので家には大量の漢方薬が残った)

基礎体温を計る(全くはかれず、基礎体温表は全く折れ線グラフにならずいくつかの点が申し訳程度に記入されてた)

一番効果があったのは「お尻に注射を打つ」でした。2、3ヶ月に一回、こうして無理やりにでも生理を起こせば、勝手に生理不順は治る…ということだったのですが1年以上試しても一向に治らず。仕事が忙しくなってからは行きつけの病院に行くことも難しくなり、長らく放置してしまっていたときに妊娠していることがわかりました。

妊娠発覚の瞬間は、どうしよう…という気持ちもありましたが、エコー検査で数ミリの大きさの命が見え、お医者さんに「心臓が元気に動いてますよ〜」と言われた時にはグッとくるものがありました。

自分は本当にただのラッキーでしかないというのは痛感していますので、これをみて「なぁんだ生理不順でも大丈夫じゃん」などと思わず、生理不順の方はちゃんと定期的に病院に行ってくださいね…なにか他の病気にかかっているかもしれませんし

しかしちゃんときたらめちゃくちゃ痛いし来なかったら来なかったで色々大変な生理チャン、なんとかならないかなぁほんとに令和だしサ…

おまけ

大学時代に通っていた婦人科、予約制度がなくて朝イチで並んでも5時間とか待たされるのがザラでした。毎回不満を感じつつもそこが一番近いし…とそこに通い続けてましたが、ある時友人が紹介してくれた別の婦人科に行ったら待ち時間は15分程度!少し遠くの病院でしたが、往復の交通時間を合わせても前行っていた病院じゃあまだ順番待っていたな…という時間には診察を終えて帰って来れました。

ほんとなにやってたんだろうな前の病院??当時頭の中がピンク色だった私は、医者と看護師が患者を1人診る度にヤッてんのかななどと考えていたのでしたとさ。